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中学受験 2018 振り返り vol.17 自信

カナタの中学受験本番を振り返るシリーズ。
18話目は、2月5日試験終了後のお話です。 
最後の試験を終え、戻ってきたカナタは…

きっと、大丈夫

試験の終了時刻が近づき、
外でカナタが戻って来るのを待つ間、
この5日間の出来事を思い返していました。

たった5日間なのに、初日のことは
もうずっと昔の出来事のように思えました。

初日の朝のカナタと比べると今朝のカナタは
別人のようでした。
二度の不合格を経験したことによって、
やっと受験生の顔になったように思います。

天気もよく、空がきれいで、
こんなときはきっといいことがあるはず、
だからカナタはきっと大丈夫、
と二人で言い聞かせて戻りを待ちました。

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そして、終了の鐘が鳴りました。
すべての試験がこれで終わりました。

手応えあり!

戻ってきたカナタは、
試験場の様子から話し始めました。
本当はすぐに手応えを聞きたかったのですが
そこはこらえて、カナタの話を聞きました。

しばらくすると、カナタが突然
「算数やばい、90点以上取れたかも」
と、急に試験の話を始めました。

その後も各教科の出来を話してくれました。
手応えがあったのか、
多分合格できた!と言う顔には 
2月2日とは違う、自信があふれていました。

話の通りなら、確かに合格できるはず。
カナタの言葉を信じ、後は結果を待つだけ。

最後に、またここに来られますように!と
みんなで祈りながら、学校を後にしました。

つづく

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