私の父は、私が小学生の頃といえば
日曜日は毎週のようにゴルフに出かけていました。
当時はまだ週休二日制などなかったので
丸一日の休みは日曜日だけでしたが
自宅の畑の世話や力仕事は祖母に言われて
しばしばやっていたものの
家事はまったくしませんでした。
そして自分の趣味にも
かなり時間を使っていたと思います。
私の場合
大人になり、結婚して大人になった今の私を
当時の父と比べると、休みは多いはずなのに
ずいぶん違う気がします。
大きな違いは自分の趣味や自己啓発のために
週末の昼間の時間をほぼ使えないことです。
今日は本当は昼過ぎに予定を入れていました。
久しぶりに出席する会で
一か月前から予定を調整していました。
ところが、今朝から家でごたごたがあって
その状況で一人出かけるわけにもいかず
キャンセルせざるを得ませんでした。
以前にも何度かそういうことがありました。
妻はその度に「別に行ってよかったのに」と
言うのですが、実際行っていたらどうだったか
ということもしばしばです。
影響
ふと昔を思い出して、父が同じ立場になったら
と考えてみましたが、
父なら予定を変えずに出かけたと思います。
外面は大変よかった父でしたが
外の付き合いが最優先でしたし
その分、家では自分中心に動いていました。
当時の私はそういうのが普通と思っていましたが
今思うと面倒そうなことがあると
すぐどこかに行ってしまっていたような気もします。
今の私が昔の父と同じようにしてこなかったのは
きっと無自覚的にでもそれはよくないと
思っていたからなのだと思います。
私は他者に対しては自己抑制が厳しくて
自分の希望を後回しにする傾向があります。
今日の出来事で昔を思い出したら
子供の頃の環境や経験がそうさせているのでは
と思いました。
もっと自己中になってもいいのか?
と思うときもあるのですが
長い時間かけて刷り込まれたものは
そう簡単には変えられないでしょう。
話がそれてしまったような気がしますが
もう少し自分の時間を取れるように
真剣に考える必要がありそうです。