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中学受験 2018 振り返り vol.19 祝賀

カナタの中学受験本番を振り返るシリーズ。
19話目は、2月5日合格発表後のお話です。

ぎりぎりでつかみ取った第一志望校の合格。
喜びに包まれて幸せなときを過ごしました。

連絡

合格の喜びに浸っていた私たちでしたが
結果を気にしている人たちにも伝えなければ、と
まずはカナタ本人から塾に電話させました。

カナタ、妻、私と代わる代わるお礼をしました。
先生も合格をとても喜んでくださりました。
そのなかで、
あの状況から合格を取ってきたのはすごい、
と言われましたが、裏を返せば
カナタが置かれていた状況が
どれほど厳しかったのかがわかりました。

先生も「絶対合格させる」と言っていたものの
内心は相当心配だったんだろうと思いました。

そして、ハルカにも妻がLINEで連絡しました。
学校が終わってから「超嬉しい!」と
返事が来たのは親としても嬉しかったです。

合格したのはカナタですが
こうやって周りの人に心から喜んでもらえて
カナタ一人の合格ではないと改めて思いました。

二回目の登校

合格手続き用の書類は当日中しか配布されないので
早速、再び中学校に向かいました。

学校までの道を歩いていると
学校方面から歩いてくる親子連れとすれ違いました。
今日合格した子の家族だと思われました。
きっと彼らもほっとしていたことでしょう。

そうして到着した学校は、これまで何度となく
訪れたどのときと比べても、人もまばらで
とても静かでした。

掲示板には、合格者の番号が張り出されていました。
確かにそこに受験番号があることを確認して、
笑顔で記念撮影。

校舎の前では、先生が立っていて、
カナタに激励の言葉をいただきました。
寒いのに大変だろうと思っていたのですが
後日、この先生とは再会することになります。

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事務室で書類をもらうと、後の予定もあったので
速やかに学校を後にしました。

待ちに待ったご褒美

学校を後にすると、その足でそのまま電気屋へ直行。
カナタが受験前からずっと言っていた
Nintendo Switchを購入しました。

カナタがこれまでに貯めたお小遣いを
ほぼ全額投入して、そこまでしてほしかったもの。
むしろ、中学合格よりもこちらの方が
メインだったのではないかと思うほどです。

ただ、もし滑り止め校に行くことになっても
受験が終わったら買うことは決まっていましたが
第一志望校に合格するのとそうでないのでは
本人も、そして私たちも気持ちが違ったと思います。

無事目標を達成したからこそ、気持ちよく購入できる。
それだけに、受験は怖いとも思った瞬間でした。

祝宴

夕食は、お祝いということで
カナタの希望を聞いて焼肉屋へ。
週末はいつも混雑しているお店でしたが
平日の早い時間だったせいか
すんなり入れました。

私も昨年からずっと我慢してきたビールを
ここで解禁。
久しぶりの一杯は格別な味わいがありました。

こうして、カナタの中学受験は
紆余曲折あったもの、最後に目標を達成し
最高の結果で終えることができました。

—-

次回20話目は、この一年全体を振り返って
考えたり感じたりしたことをまとめて
この振り返りを締めくくりたいと思います。

それがこれから中学受験に挑もうとする方々の
何かの役に立てれば、とも思っています。

どんな内容になるかは
正直書き始めてみないとわかりませんが
今しばらくお付き合いいただければ幸いです。

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