小学校を卒業したカナタは
療育センターでは診てもらえなくなりました。
そのため、中学校以降の対応について
具体的な動きがなかなかできませんでした。
話が違う
卒業前に行った療育センターでは
それに代わる中学生以上向けの施設を紹介され
さらに、通級にも行った方がよいと言われました。
そこで、入学からだいぶ時間が過ぎてしまいましたが
先日、紹介された施設に妻が行ってきました。
しかし、その対応は今一つでした。
まず、そもそも療育センターでは
そちらから話が行くと言われていました。
ところが、そういうことは実は一切なく
こちらから問い合わせをしなければ
何の動きもありませんでした。
それだけでも少し気持ちが萎えましたが
一カ月ほど待ってようやく順番が回ってきた面談でも
かなりの塩対応だったようで
何の相談にもならなかったと肩を落としていました。
誰がそうしているわけではないのかもしれませんが
見えない壁に何かが阻まれているような感じです。
希望の光
一方で、カナタの学校のスクールカウンセラーは
カナタについてあれこれと動いてくれました。
ただ話を聴くだけにとどまらず
周囲の先生方にカナタの特製を伝えて
配慮を依頼することもしてくれました。
施設と違って何か月待ちということもないので
学校で何かあったりカナタの様子がおかしいときに
妻は何度かカウンセラーの先生に連絡しています。
今のところ、それで何とかなっている部分もあり
数少ない希望の光でもあります。
最近になってから
妻が本格的に通級について調べ始めています。
が、いくつか話を聞いたところでは
上から目線の対応を受けるなど
なかなか話がうまく進みません。
そうこうしている間に
カナタも成長していきます。
成長する前にやるべきことをやるには
もうあまり時間がありません。
これから夏休みが始まりますが
しばらく難しい状況が続きそうです。