PR

失敗から学べ

先日カナタが部活の試合で出かけたときのことです。
カナタの特性が(といっていいものかとは思いますが)
トラブルを起こしました。

部活の試合で

試合と言っても今回は一年生の出番はなく
先輩の応援のためだけに行きました。

私から見ると一年生のときは
それも当たり前、というか仕方ないと思うのですが
カナタにはそういう感覚はまるでないらしく
意味がない、ムダ、と言っています。

それはともかく・・・・

当日の朝は家を早く出る必要があったので
前日にちゃんと用意をしておくよう
妻が何度も言っていたのですが
自分が試合に出るわけでもないので
あまり真剣に考えていなかったのでしょう。

一応妻が一緒に確認したはずなのですが
朝になってあれこれ不足していたものが見つかり
そのために、用意したリュックがいっぱいに。
結局、昼ご飯を入れた保冷バックを
中に入れられず手に持って出かけました。

それが、ある意味予想通りの結果につながりました。

SOS

それから数時間後のことでした。

カナタから妻に電話がかかってきました。
本来なら試合真っ最中の時間のはず。
きっと何かあったに違いありません。

実は、保冷バックを電車に置き忘れてしまい
試合会場についてしばらくしてから気づいて
慌てて電話をかけてきたのでした。

電話をかけてくるくらいですから
それだけパニック状態だったのだと思います。

ただ、幸いだったのが会場に着いてから
忘れたことに気づいたことです。

試合会場は遠く、電車を乗り継いだ後で
バスに乗っていかなければなりません。

もし、バスの中とか、乗り継いだ電車で
忘れたことに気が付いたとしたら
パニックはもっと大きかったと思います。

事実、もし途中で気づいたとしたら
きっと探しまわってしまい
会場に行かなかったかもしれない
と本人も後で言っていました。

会場に着いてしまったら
勝手に離れてはいけないことくらいは
さすがにカナタでも判断できたようです。

とりあえずカナタには
保冷バックは取りに行く必要はないことと
どこかでパンか何かが買えるなら
余分に持たせたお金で買うように伝えて
妻は電話を切りました。

スポンサーリンク

想定の範囲内

カナタに持たせた保冷バックは
いつ処分してもいいような古いものでした。

そして中身は、カナタの希望で
前日に勝ってきた菓子パン類だけでした。

もともと手に持たせる時点で
忘れてくる可能性が高いだろうと考えた妻は
あえて忘れてもダメージが最小になるよう
想定して持たせていました。

そのために、連絡が来た時も
「やっぱり」という思っただけだったようです。

むしろ、この失敗を教訓にして
自分でもこれではだめだと気づいてほしい。

親が言っても聞かないとしたら
自分で経験すれば気づくこともできるはず。
そして、次からは同じことを繰り返さないよう
注意できるようになってほしい。

そんな思いがあったので、連絡が来た時も
怒らず冷静に対応できたのだと思います。

そういう意味では
ちょうどよい程度のトラブルだったのかもしれません。

成長の跡も

結局その後、代わりの食べ物は買うことができて
昼飯抜きという事態は避けられたようです。
余計にお金を持たせておいたのが役に立ちました。

また、妻が指示したわけではなかったようですが
カナタは帰り道に、自ら駅員さんに忘れ物を確認して
それらしきものが終点の駅に置かれていることを
突き止めていました。

それを取りに行くべきかを相談するために
妻に再び電話をしてきたのでした。

上に書いた通り、バックは捨ててよいものでしたし
すでに時間も18時を過ぎていて遅かったので
よければ処分してほしいと言うように伝えました。

そもそも朝きちんと準備さえできていれば
こんなことにはならなかったのは事実です。

しかし、自分で考えてそこまで対応できたことは
そんなこともできるようになったのだと
親バカかもしれませんが成長を感じました。

とはいえ、これからも同じようなことは
繰り返し起こる可能性が高いと思います。

親としてはその前提でどういう準備をするかが
カナタの成長を促すためには必要なのだと
あらためて思いました。

この件については、一応解決したのですが
同時に別の問題が発生していました。
それについては、また後日書きたいと思います。

—–
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

スポンサーリンク