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やさしさの連鎖

今朝目が覚めると
いつもの起床時間をすでに過ぎていました。

その時点で、家族全員寝ていました。
急がないと子供たちは学校に間に合いません。

寝坊した朝は

一家揃ってバタバタと朝の支度を始めます。
とりあえず簡単でも朝ご飯は食べて
身支度もしないといけません。

年に数回起こるこのような状況のとき
だいたい一番最初に家を出るハルカが
無駄にイライラして怒りをばらまきます。

そうなるとどんどん雰囲気が悪くなり
険悪なムードのまま出かけることになります。

偶然の産物

しかし、私はたまたま本日有休でした。

基本的に車の送迎はしないと言っているので
これまでの自分なら絶対にしなかったのですが
ハルカのイライラが始まる前に
「今日は送ってあげる」と伝えたのです。

すると険しい顔になっていたハルカの様子が
ちょっと変わりました。

時間がないので焦ってはいるものの
誰かに当たり散らすようなことはほぼなく
険悪なムードも発生しませんでした。

そして、ついでにカナタも一緒に車に載せるために
ハルカを少し待たせる必要があったのですが
それも自分から、今日はしょうがないからと言って
文句も言わずに待っていました。

結果、ケンカやイライラが発生することなく
駅まで無事送り届けることができました。

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わかってはいてもできなかったこと

これまでは、一度やってしまうと
次からそれが当たり前になるからという理由で
何もしない、というのが私たちの子育てでした。

それは、共働きで、親から援助ももらえない
私たち夫婦が自分たちの負荷を減らすために
そうしていたと言えます。

しかし、いろいろと特性がわかってきて
配慮も必要だと言われている子供たちに
原則論をいつでも押し付けるのはよくないと
今朝の出来事で改めて思いました。

いや、これまでだってそれはわかっていました。

しかし、わかっていたとしても
どうしても仕事が優先になってしまい
対応できなかっただけのことです。

現に、妻が定期的に通っている勉強会では
妻のようにパートと言いつつ
ほぼ正社員並みに働いているような人はいません。

それは、発達のでこぼこがある子供たちを
親も納得したやり方で育てるためには
今のような生活では難しいということを
示しているように思います。

今日はいつもなら頼まれてもしないことを
頼まれる前に私からしてあげたことが
ハルカの心を何か変えたのかもしれません。

そんな、やさしさが連鎖するような家にするには
何かやり方を変えていくしかないと思います。

会社を辞めた後のことはまだ未定ですが
こういうことがあると
もう、普通の会社では働くのは難しいのでは
と思い始めています。

———
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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