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僕らは奇跡でできている

10月から始まったドラマが
相次いで最終回を迎えました。

我が家では、毎期それぞれ好みのドラマを
各自がいくつか選んで録画で観ています。

作品選び

それぞれが好きなドラマを選んでも
好みは比較的似ているようで
結局みんなで観ていることも多いです。

今期も「大恋愛」「リーガルX」など
話題になったドラマがありましたが
それとは別に、あまりドラマを観ない私も
一緒に観ていたドラマがあります。

それが「僕らは奇跡でできている」です。

観るきっかけを作ったのは妻でした。

ドラマの内容を知って
子供たち(特にカナタ)には観てほしいと思い
とりあえず初回を一緒に観ていました。

すると、子供たちも面白かったらしく
そのまま最終回まで観ていました。

私は最初から観ていたわけではないのですが
後半の3回くらいは観ていました。

何も言っていないのに

このドラマについて検索すると
主人公が「発達障害」という記事が
いくつも出てきました。

妻も事前の予告を観て
そのあたりのことを想像していたようでした。

しかし、番組の公式サイトや関連ページには
障害に関しては何ひとつ書かれていません。

にもかかわらず、そのような記事はたくさん出てきます。

確かに私もドラマを観ればなるほどと思いましたが
それは自分が当事者でもあるからだと思います。

もし、そうでなければ主人公のことを
ただ「とてもマイペースな人」というだけで
観ていたかもしれません。

子供たちも難しいことを考えずに
「ちょっと変わった面白い人」という感じで
主人公をとらえているようでした。

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ドラマの意図を考える

ドラマの制作者が意図したものはわかりません。

ただ、主人公の特性を「個性」として
描いているのがポイントだと思いました。

もし、発達障害だという設定にすると
きっと製作者の意図しないところからも
いろんな声が上がっていたかもしれません。

常識や均一化されがちな価値観を
あらためて考えさせるための設定として
主人公を「変わり者」にしたのではと
想像しました。

とはいえ、現実にあのような温かい環境で
個性を活かして活躍できる場所があるのか
私にはわかりません。

ドラマの主人公は、「変わり者」であっても
それを許容できるほどの一芸があったからこそ
周囲にも認められていたと思います。

しかし、現実にそういうものを持っている人は
残念ながらそういないようにも思います。

少なくとも職場では
同じような個性を持つ人が周囲から理解されず
厄介者扱いされていたこともあります。

そんな風に現実と照らし合わせてしまうと
ドラマの世界観とは距離があるように思います。

ですから、難しいことはあまり考えず
世界がこうあってほしいという願いを
具現化したのが「僕キセ」だと思えばいいのだと
私の中ではそういう結論になりました。

親目線としては、第8話の主人公と、主人公と
主人公と同居する家政婦さんとのエピソードに
とても考えさせられるものがあって
思わず涙してしまいました。


本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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