カナタを見ていると
一見、理解できない行動がたくさんあります。
それが何のせいなのかわかる(わかった)ものと
わからないものがあります。
わかりやすいもの
わかりやすい例を一つ上げると
以前からはっきりしているのは
服装に季節感がないことです。
感覚が違うのか考えられないのか
やたら薄着で出かけて行ったかと思うと
暖かいはずの部屋で寒いと言い出して
勝手に暖房を入れることがあります。
今日は寒いはずにもかかわらず
気が付くとカナタはタンクトップ一枚で
部屋にいました。
その後寒くなったのか服を着たのですが
今度は体が冷えたのか暖房をつけていました。
外出するときは持っていくのが面倒で
上着を着ようとしないのですが
結果的にそれで失敗して風邪を引いたことも。
特性のことがわかるまでは
どうしてそうなのかと思っていましたが
発達障害の診断がついたことで
理解できるようになりました。
今は、家の中にいるときは
家族とあまりに感覚がずれていて
無駄な光熱費を使いそうな時以外は
余計なことは言わないようにしています。
逆に外出するときは
「人から見たときにおかしくないように」
という観点から習慣的なものとして
声かけをするようにしています。
わからないもの
逆にわからないもので最近目立つのは
「よく氷を食べる」ことです。
冷蔵庫で自動製氷されている
あの小さい四角い氷をガリガリ食べています。
家には麦茶のボトルを常備しているので
のどが渇いたならそれを飲めばよいのに
コップを出すのが面倒なせいなのか
水はあまり飲もうとしません。
少し調べたら、氷を食べる人は貧血の疑いがある
とも聞きました。
氷食症、という病気が実際にあるようです。
妻も気にしてカナタに食べ過ぎないよう
よく声をかけていますが
その頻度が高まりつつある感じがして
ちょっと心配です。
特性を理解することの大切さ
子供たちができない行動に対して
それが発達障害の影響だとわかる前は
正直なところ、理由がわからずイライラして
よく怒ってしまっていました。
今でも内心はイライラしてしまいますが
あからさまに怒ったり叱ったりすることは
やらないようになりました。
それも原因がわかっているからです。
診断をつけると子供がかわいそう
という方もいらっしゃるようですが
私自身は、最初に疑いを言われたときに
きちんと診察を受けて理解しなかったことを
とても後悔しています。
よほど人間ができている人でなければ
正しく子供の特性を理解しないまま
適切な対応をするのは難しいのではないかと
個人的には思います。
もし、お子さんの行動を客観的に見て
何か不安に思う点があると相談を受けたら
私は診察してもらうことを勧めると思います。
もちろん、特別困っていることがなければ
あえて診断名を付ける必要はないという考え方も
理解できるので、あくまでも個人的な考えだと
捉えていただければ幸いです。
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。