塾の変更、学校見学と忙しかった6月を経て
ハルカは自分の意思で進路を決めました。
引導を渡す
学力には不安があったるハルカでしたが
これまでの目標は実力をはるかに超えた
とてつもなく遠いものでした。
中学2年生のころには
すでに将来の目標を決めていて
そのために進学先も考えていたものの
ハルカの学力では現実的ではないと
私は思っていました。
それでも親なので(特に妻は)
少しでも可能性があればと
わずかな期待は捨てられませんでした。
しかし、ハルカにも
発達の凸凹を疑うようになり
カウンセリングを受けたり
病院に行ったりしたことで
高校2年生になったころには
能力的に難しいということを
妻も私も理解しました。
そこから私たちが大切に考えたのは
本人の意思で進路を決めさせることでした。
もしうまくいかなかったときに
振り返って親のせいにされることだけは
ハルカの今後を考えても
絶対に避けるべきことでした。
幸いにもハルカの目指す職業は
大学進学が必須ではありませんでした。
であれば、より現実的な方向を
自分で考えさせるためにも
必要な情報を集めて、提示して・・・
ということをやってきました。
妻はそれをどう考えていたか
本当のところはわかりませんが
私は言葉は悪いですが
あきらめと決断をしてほしいと
思っていました。
納得の上で
目標との距離を埋められないまま
いよいよ高校3年生になりました。
さすがのハルカも何度か模試を受けて
自分の立ち位置が極めて厳しいことを
ようやく自分事としてとらえられた矢先に
塾で指導方法について先生ともめました。
そのときも大変だと思いましたが
結果的にこの出来事がきっかけとなり
ハルカが真剣に自分と向き合い
どうすべきかを考えられたという意味では
ひとつのターニングポイントではありました。
その後学校見学を重ね
担任やカウンセリングの先生にも相談し
私たちともずいぶん話をしましたが
最終的にハルカは自分で進路を決めました。
それは私たちにとっても大きな出来事ですが
ハルカが自分で決められたことを
とても喜ばしく思っているとともに
ハルカの成長を感じました。
そして、今、ハルカは目標を設定しなおして
再出発をしたところ、なのですが・・・
受験生であることには変わりないのに
何か緩んでいるようにも見えます。
本当に希望の学校に合格できるのか
親としては今でも不安でいっぱいです。
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。