共通テスト2日目が終わったその日の夜。
自己採点を終えたらしいカナタは
意を決したように状況を話し始めました。
スポンサーリンク
動揺
カナタの話から
目安としていた得点には
届かないことはわかりました。
しかし、それをすぐに受け止めるのは
カナタにとっても難しかったようです。
なぜできなかったのか
事前の勉強方法に問題はなかったか
そんなことを話している間に
思ってもいなかったことが起こりました。
カナタが目を潤ませ
その目から涙がこぼれたのです。
私自身はそれを予想してなかったので
ちょっと動揺してしまいました。
涙の意味
曲がりなりにも少しずつでも
模試の成績は伸び続けて本番を迎えました。
自分でもそれなりの手ごたえをもって
本番を迎えていたと思います。
しかし、話を聴いてみると
どの教科にも心配な点を持ったまま
試験に臨んでいました。
スポンサーリンク
そして、実際の問題を前にして
英語リーディングでは想定外の文章量とか
数学では苦手な分野が出てしまうとか
ひとつもはまることがありませんでした。
涙の意味は
自分に対するふがいなさなのか
運がなかったと思っているのか
そこまではわかりません。
でも、悔しかったことだけは伝わりました。
そして、そう思えるところまで
頑張っていたこともわかりました。
その姿を見て私と妻まで目が潤んでしまいました。
かけてあげられる言葉は
よく頑張ったと思う、と
とにかくねぎらうことだけでした。
そして、これで終わりではないから
切り替えてやるしかない、ということで
私立受験をどうするかという話を
そこから始めました。
長くなってしまったので
続きは次回にします。
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。
スポンサーリンク