6月になると、ほとんどの私立中学で一度くらいは
学校説明会やオープンスクールが開催されます。
また、中学合同の進学フェアも各所で開かれています。
これまでにいくつもの学校の説明会や進学フェアに行きましたが
やはり、興味のある学校の説明会には絶対行くべきだと思います。
学校説明会に行くことの意味
その理由は、進学フェアではわからないものが、
現地に行くといろんなことがわかるからです。
例えば、先生と生徒の間の空気感や
生徒さん同士の雰囲気。
校舎はもちろん、学校周辺の様子など、
実際に目で見ることで、
初めてわかるものはたくさんあります。
学校説明会に行ってみてわかったこと
以下は私たちの体験談です。
実際のところはわかりませんが、
進学フェアでお話をしてくれる生徒さんたちの多くは、
その日のために選ばれた子たちでしょうから
応対もしっかりしていることがほとんどでした。
ところが、進学フェアのときには
子供の印象が良かった学校のいくつかは、
実際行くと、あれ?と思うことがありました。
受付や案内の生徒さんたちは何も問題がありません。
しかし、校内見学が始まると見え方が少し変わります。
すれ違う他の生徒さんたちから活気が感じられなかったり、
部活の様子を見ると、どうにも覇気が見られなかったり。
それ以上は言葉にするのが難しいのですが、
どうやら、合う、合わないというのが感覚的にあるようです。
実は今中学生の娘、ハルカも中学受験を経て
私立中学に通っています。
今の学校には、何度も説明会に行き、学園祭にも行って
雰囲気を気に入ったのが、直接の志望動機になりました。
妻も私もその学校と生徒さんたちからは、
よい印象を受けていたので、
結果、学校選びでもめることはありませんでした。
もっとも、ハルカの場合は、
偏差値がそれほど高くなかったので、
行けそうな学校のなかに
そういう学校があったのは幸運でした。
特に女子は、男子と比べると
中位校の数がとても多いのも、
ハルカにとっては良かったのだと思います。
カナタの学校選びと説明会
その一方で、カナタの学校選びは難航しています。
昨年の間に、気になった学校には一通り行って、
カナタ自身もいくつか行きたいと思う学校があります。
ところが、肝心の学力が、そこに届いていません。
もちろん、これから勉強を一生懸命やって
本番に間に合ってほしい。
でも、最悪の場合も考えなければならない。
本当は、今年は説明会に行く予定はなかったのですが
これからいくつかの学校を見に行くことにしています。
予約したり申し込みしたりの手間が面倒なんですよね・・・。
それでも、偏差値だけの学校選びは絶対にしない、
というのが我が家の方針です。
多少面倒でも現地現物を見てから判断する。
そこだけは譲れません。
実際に通い始めてから、
こんなはずではなかったとならないように、
納得してから受験できるように。
だから、できる限り学校説明会に行って
気になる点は聞いてくると、
より有意義な機会になると思います。