カナタの夏休みもいよいよあと一週間。
夏期講習期間も残りわずかとなってきました。
しかし、最近のカナタはお盆休みを挟んで
気持ちが勉強に向いていない感じでした。
中だるみ
塾に通っている同学年の子たちは
カナタよりも勉強していない様子。
成績もカナタより低いとあって、
塾に毎日行っても、何の刺激も得られません。
しかも模試のようなわかりやすい目標もないので、
はっきり言って中だるみしている感じでした。
そのせいか、先日授業中に「私語が多すぎる」と
担当の先生から指摘される始末。
さすがにこのままではまずいと思ったので
私からカナタに寝る前に話をしました。
ただ、頭ごなしには叱らず諭すようにして
以下のような話をしました。
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もしかしたら自分ではそんなに話をしたとは
思っていないかもしれないけど、
先生がわざわざ指摘したってことはよっぽどのこと。
せっかくたくさん授業を受けても、
きちんとやらないとカナタのためにならない。
時間もお金ももったいない。
本当に第一志望に合格したいんだったら
教わったことを全部覚えるつもりでやらないと
間に合わないよ。
今日はもう仕方がないから
明日からは気持ちを入れ替えて
二度とこんなことを言われないようにね!
————
自分でもある程度自覚はあったのでしょう。
静かに話を聴き、しょんぼりしていましたが
キレることはなくそのまま寝ました。
一夜明けて
その翌日。
朝起きてきたカナタに妻が魔法の一言を。
その後、カナタは張り切って塾に向かい、
予定していた課題をすべて片付けてきました。
そして、昨夜と同じ先生からの授業の感想は
「とてもよくできていました」
カナタ、やればできるじゃん!
っていうか、いつもその調子でやってくれ!
と思いましたが、とりあえずよかった。
この勢いで残りの期間を乗り切ってほしいものです。
中学受験に必要なものとは
ところで、妻が言った魔法の一言とは
こんな言葉でした。
————
やること全部完璧に片付けたら、
日曜日に映画見に行こう!
————
以前からどうしても見たいと言っていた
映画があったのです。
無事にやり遂げたカナタは
本日その映画を見に行きましたとさ・・・
めでたしめでたし。
中学受験は、親と子供の総合力が要求されるのだと
あらためて思った出来事でした。