本日は午前中、入試説明会に行ってきました。
入試説明会は学校説明会とは違って
本当に受験しようとしている人比率が高いのか
聞く側の真剣さが違っているような気がしました。
受験生本人は・・・
先日行った別の学校の入試説明会と同様に
受験生である6年生と思われる子供たちも
多く見られました。
周りの子供たちが真剣にメモを取る中、
カナタはといえば、会場に着いたときから眠そうで
ちっとも話を聞いていない様子でした。
妻が何度もカナタに声をかけていましたが
あまり効果はなかったようです。
説明の内容は
入試の説明会なので、当然学校説明会とは異なり
昨年度の全日程の問題と解答はもちろん、
かなり詳細な結果まで話があって、
受験生の傾向はよくわかりました。
また、各教科の解説についても
具体的な出題範囲に踏み込んだ発言があるなど
対策を立てるのに役立つ情報が得られました。
学校説明会と比べると、
入試説明会に行った学校は少ないのですが
それでもそれぞれを比較してみると、
出題範囲や採点基準などの違いが、
そのまま校風に影響しているように思いました。
例えば、先日行った学校では
「漢字ははね、はらいまできっちり見ます」
一方、今日行った学校は
「はね、はらいは見ません」と明言。
ただし、画数がわからないような場合や
字のバランスがおかしいものはだめ、
ということでした。
前者と比べて後者のほうが、
本質的なところを見ようとしているような気がします。
テストという、限られた時間のなかで
はね、はらいを細かく見られるとなれば、
もともと字がきれいな子に有利になると思います。
となると、字が汚い子は漢字がわかっていても
きれいに書くことに時間がかかって
解けるはずのほかの問題が解けないかもしれません。
そういうことまで考慮されたうえでの話だとすれば
受験生に過剰な負担をかけない配慮があるいい学校、
という印象が残りました。
細かいところですが、こういうことも学校決めには
重要なポイントだと個人的には思っています。