決定的な出来事(後編)

決定的な出来事(後編)

(前回のあらすじ)
帰省から家に戻ってきてから
子供たちを残して買い物に出ている間に
風呂に入る順番をめぐって
ケンカを始めたハルカとカナタでしたが・・・。

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どうする?

買い物を終えて帰宅すると
カナタは私が電話で伝えた通り
ハルカと離れるために寝室にいました。

一方のハルカは風呂にいました。

妻は電話で面倒をみない宣言をしたので
子供たちのことを私に頼むと
帰宅しても子供たちと話すことなく
荷物の片付けなどをしていました。

私は考えました。

とりあえず晩御飯は食べられそうにないし
このまま放置するわけにもいかない。

起こったことは元に戻せないけれど
振り返って反省してもらう材料は
たくさんあるはず。

であれば、ということで
とにかく二人の話を聴くことにしました。

考えた結果

ただし、二人を同席させると
話がさらに面倒なことになるので
個別に事情聴取することにしました。

その際に、状況を整理しやすいように
ノートに時系列でメモを取りながら
気になった言葉なども挙げてもらい
自分が認識している事実関係を
できるだけきちんと話してもらうことを
意識して話を聞きました。

どちらかというと
自分の子供からというより
職場の部下から話を聞くような
そんなつもりだったかもしれません。

ちょうどハルカが風呂に入っていたので
まずはカナタから話を聞きました。

カナタの話

もともと電話がかかってきた時から
私はカナタに普通に接していたのと
ハルカがその場にいなかったこと、
そして少し時間が経過したこともあったのか
カナタは落ち着いて話をしてくれました。

一通り話を聞いたうえで
私が書きとったノートを一緒に見ながら
では、カナタはどうするべきだったのか
少し考えさせました。

それに対して少し時間はかかりましたが
カナタは自分なりの意見を言いました。

聞きっぱなしではなく話を見える化したことで
どのポイントがきっかけだったのか
そのときどうすればよかったのかを
考えやすくなったような気がします。

カナタも書いたものを見ながら
ハルカの認識は違っているかもしれないけど
自分はそう思っている、ということを
客観的に見ることができていたようでした。

そして、自分も悪かったところがある
ということはちゃんと理解できたようなので
相手のことはどうてもいいから
自分はこうするということを意識させて
話を終わらせました。

ハルカの話

一方、ハルカの場合は少し違いました。

カナタと同じように
自己認識を確認することから始めましたが
始めから自分が悪いとは考えていなかったのか
態度が悪く、どうでもいいじゃんと言わんばかり。

それでもここで私がキレてしまっては
これまでと同じになってしまうので
そこはこらえて何とか状況を聞きだしました。

そして、ハルカの話を書き取った後で
二人の話を並べてみると
概ね同じことを言っていました。

事実関係の認識があっていれば
後はそれをどう考えていたかという
内面の話を聞き出す必要があります。

ハルカと話をして気づいたのは
基本的にカナタを自分の言いなりにしたい
と考えていることでした。

そういえば日ごろの様子を見ていても
自分の指示通りにカナタが動かないと
イライラしてすぐキレる傾向があります。

今回の出来事も
ハルカの言葉に対してすぐ動かなかったカナタに
罵詈雑言を浴びせかけたのが直接的な原因だと
二人とも認めています。

ハルカの言葉は自分の一方的な都合を
押し付けただけですが
そこの自覚がハルカに決定的に欠けています。

それだけでなく
自分が発した言葉がカナタに与える影響も
考えたことがないようです。

問題の根源はここにあるのだということが
見えてきたような気がしてきました。

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結論

今回大阪と妻の実家への帰省を通して
いろんな課題が浮かび上がったのですが
この一日の出来事にそれらが集約されていた
そんな気がします。

そして、その多くはハルカにあることも
私たちは理解せざるを得ませんでした。

というわけで
今後の最重要課題は
はハルカの扱い方をどうするかが
ということを強く認識したという意味で
決定的な出来事となりました。

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