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できないものはできない

何度言ってもできないものはできない。
治そうと思っても治らない。

程度や物事の大小の違いはあれ
誰にでもそういうものがあるのではないでしょうか。

あきらめるしかない?

私の場合は、忘れっぽいところが改善できません。
昔よりは多少よくなっている自覚もありますが
基本的なものは変えられません。

忘れ物自体が多いわけではありません。
どこかに出かけるときはメモを作ってから
抜け漏れがないことを確認しますし
持ち物を指定されれば忘れずに持っていけます。

ところが、外出先で荷物の出し入れがあると
出したものをしまい忘れたり
どこに置いたかわからなくなったり
ということがよく起こります。

電車や外出先に傘を置き忘れることは
昔はよくありました。
今は以前よりは改善されていると思いますが
どうしてもときどき忘れていまいます。

そのほかにもいろんなものを忘れました。

出張でお土産を買った帰り道の電車で
網棚にお土産を残して降りてしまったことも
何回かあります。

気持ちが先に向いてしまうと
前のことを忘れてしまうというのが
私が持っている気質のようですが
それは根本的には治せないのだろうと
今では思っています。

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苦手なものはそれぞれだけど

カナタの場合は食事のマナーに
それが顕著に現れます。

例えば、小さいころから
「お椀を持つ、ご飯茶碗を持つ」
ということができません。
黙っていれば左手は常にだらりとしています。

昔は口うるさく注意してしまっていたのですが
発達のでこぼこのことがわかってからは
しつこく言うのはやめています。

それでも大人になってそのままでは
人知れず恥ずかしい思いをしないように
怒らずに淡々と指摘することだけはしています。

持ち方も正しくは持てません。
それでもそこまで言うと機嫌が悪くなるので
できるだけ黙っています。

ただ、忘れものと違って
生きていて直接困ることは少ないと思うので
私よりはましなのかもしれません。

世の中は不平等

誰にでもできないものはあって
それを認めることは大事なことだと思います。

できないものはできない、と認めたら
その状態で対策を考えると自覚する前よりも
気持ちの面でも効果が違うような気がします。

ただ、できないものが何であるかによって
人生は大きく変わります。

そう思うと世の中はとても不平等なものだと
あらためて考えてしまいます。

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