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共感は大事(共通テストまであと77日)

昨日の続きです。

カナタの制服のポケットから
登校日の書かれたレシートを見つけた妻は
カナタの部屋へ向かいました。

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静かな時間

妻は怒ったり叱ったりするつもりはなく
ただ、話を聞きに行く姿勢でした。

私はそこには近づかず
離れて何となく聞こえる会話を
ところどころ聞いていましたが
内容まではわかりませんでした。

話は30分以上続きましたが
その間とても静かでした。

カナタの言い分をすべて聞いてから
妻は戻ってきました。

事実

妻の話によると
まず、さぼったことを怒るのではなく
嘘をついたことが悲しい、
正直に言ってくれれば
卒業さえできるんだったら
相談してもよいということを
最初に伝えたようです。

すると、カナタからは
嘘をついて学校をさぼったのは
出席だけは絶対しなさいと
いつも言われているから
正直に言ったら怒られると思った
ということだったようです。

その授業は雑談が多く
無駄にしか感じられないので
内職したいけど最前列だからできない

他の人は内職している

自分だけが損している

休んで勉強した方がまし

という経緯でさぼりに至ったようです。

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授業がだるいからさぼる、はあっても
勉強するためにさぼる、は
ある意味すごいなと思いました。

カナタはこれと決めたら
それに集中できるのが長所ですが
逆にそれ以外の捨てるものは
全部捨ててしまうので
こういうことが起こります。

それでも妻が自分の話を
否定せず共感してくれたことで
思っていたことを正直に話したようです。

対応

私はその後カナタとはその話を直接していません。

結局、その授業をさぼる件については
卒業ができるならということで
何となくOKにしています。

ただ、カナタは自信満々で
単位を落としても卒業できるというのですが
妻はどうしても信じられないので
カナタには秘密で先生に確認しました。

確認した結果、卒業は大丈夫なことがわかったので
あとはカナタに任せることにしました。

これが正解なのかはわかりません。

それでも、合格に向けて
必死に勉強するカナタを見ていると
親に迷惑が掛からない範囲で
自分が決めたことなら
もう何も言うことはありません。

ただ、私たちにとっては
これまでの育て方について
色々と考えさせられた出来事でした。


 
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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