カナタの中学受験本番を振り返るシリーズ。
4話目は2月2日、第一志望校受験の朝のお話です。
我が家的にはこの日が本番、のはずでしたが・・・
願いむなしく
昼間から降り出した雨は、
昨夜遅くに、願いもむなしく雪に変わりました。
朝、カナタよりも早く起きると、
雪は降り続き、道にも積もっていました。
我が家は全員、天気が悪いと
なかなか調子が上がりません。
カナタにとってはよくない天候です。
そのカナタは、
昨夜、合格した喜びで大興奮したあまり、
結局眠ったのは日付が変わるころ。
当然、寝起きも悪く、
今日が本番とはとても思えませんでした。
しかも、起きてくるなり
「今日合格したら、明日ゲーム買いに行っていい?」
と、何だかもう合格した気分でいる模様。
さらに、朝ご飯を食べてしばらくすると
「お腹が痛い」と言って横になり、
動かなくなりました。
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よりによってどうして・・・
よりによって、どうして今日なのか。
何カ月も前から、
この日のために頑張ってきたんじゃないの?
心配するというよりも、
カナタのあまりのふがいなさと
気持ちと体調をピークに合わせられなかった自分に
腹が立って仕方ありませんでした。
腹痛は、事前に買ってあった薬で
とりあえずごまかせましたが、
まだ試験前なのに、
終わった後の話をしているカナタを見ると
とても合格するイメージはわきませんでした。
初日の結果によって、カナタがどうなるか
事前にいろいろシミュレーションをしました。
しかし、結果的に、試験結果は最高でしたが
カナタの調子は最悪に。
これは大きな誤算でした。
そして、何となく気持ちが締まらないまま
雪が降る中、学校へと向かいました。
無理やりポジティブな言葉を発していましたが
この時点で、長期戦になることを覚悟した朝でした。
つづく
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