先週、小学校の卒業式がありました。
ハルカのときは朝から雨模様でしたが
今回は一面の曇り空の中で行われました。
馬子にも衣装
カナタが中学生になるという実感は全くなく
卒業式当日になっても不思議な感じでした。
とはいえ、借り物のスーツでも身なりを整えると
黙って立っていればそれっぽくも見えました。
馬子にも衣装とはよく言ったものです。
もっとも、中身はマイナス5歳。
着慣れないスーツでしたので
その服を着たままトイレに行けるのか
大変心配でしたが事前練習のかいあって
何とかクリアしたようでした。
意外な光景
卒業式は予定通りの時間に始まり
混乱もなくスムーズな進行でした。
カナタも舞台上で将来の目標を語り
無事に卒業証書をもらいました。
その後、一通り挨拶が終わると
在校生代表の5年生との間での
呼びかけが始まりました。
六年間を振り返る言葉と間に挟まる歌の数々は
短時間でもしっかり練習されてきたと思わせる
素晴らしいものでした。
カナタも一週間インフルエンザで休んだため
人より練習ができなかったはずですが
ちゃんと歌っているように見えました。
そうして、最後の歌が終わり、卒業式も無事終了。
卒業生退場のときがやってきました。
先生を先頭に、一人ずつ拍手の中退場していきます。
しばらく見ていると、私には意外な光景が見えました。
男子児童の数人が泣いていたのです。
今は当たり前のことなのかもしれませんが
私達の子供時代には男子が泣いたら
馬鹿にされるし恥ずかしいという空気でした。
それを思うと、素直に感情が出せるのは
学年全体がよい雰囲気だったのだと思います。
考えたほうが…
式自体はいい式だったと言えるものでしたが
子供たちの服装で気になったのが
袴を着てきた男子が何人かいたことです。
袴が悪いわけではないのですが赤とか金とか
はっきり言って成人式のヤンキーか?
と思うようなものを着ていたのを見て、
流石に小学校の卒業式には不適切だと思いました。
女子の袴はどの子供たちもかわいかったんですが。
いくら自由でも、最低限のことは考えないと
ダメだと思うのは私だけでしょうか…