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大きな勘違い

昨夜夕食が済んで一家団らん中のことです。
カナタが楽しそうに話し始めました。

許せないこと

話題は先日実施された体育大会でした。

体育大会は平日に実施されるのですが
比較的多くの保護者が観に行く行事です。

我が家はカナタが観に来ないでと言っていたので
今年はやめましたがカナタの話を聞くと
やはり大勢見に来ていたようです。
来年は都合をつけていくかもしれません。

それはさておき。

カナタが話したのは
友だちの母親を探し回ったという話でした。

それだけ聞けば大した話ではないと思いますが
カナタの話の様子と内容に
思わず私は怒ってしまいました。

というのも
友達が散々嫌がっていたのを無視して
面白がってふざけてやったことのように、
しかもそれをやってやったぜ!と言わんばかりに
楽しそうに話していたからです。

常々ハルカが嫌がることをしつこくやり続けて
トラブルを起こして怒られているのに
何故そういうことをするのか理解できませんでした。

また、私も子供の頃ほぼ同じようなことをされて
とても嫌な思いをしたので
そんな話を愉快な思い出のように話すカナタが
心底許せませんでした。

ところが、カナタには
私が急に怒り出したとしか思えなかったようで
うっとうしいと言わんばかりに席を立ってしまいました。

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ハルカのことも考えて怒ったつもりだったのに
ハルカにまで「細かいことでいちいち何を怒ってるの?」と
言われる始末。

嫌がることをやり続けるのはだめだ
という話をしただけなのに
それが伝わらなかったことにさらに腹が立ちましたが
それ以上は何も言いませんでした。

行動には理由がある

今朝妻から話を聞きました。

カナタは文化祭のときに
その友達から同じことをされていたので
今回は仕返しをしただけということでした。

もしされていなかったら
自分からはそんなことはしないとも言っていたそうです。

うーん。

それはそれ、なんだと基本的には思うんです。
気持ちはわかりますが
やっていることが正しいとは
私にはどうしても思えません。

ただ、私はやられてもやられっぱなしの
いじめられっ子でしたが
カナタは今のところやられたらやり返す
という対等な立場にいます。

これから先生きていくことを考えると
そのほうがずっといいとも思います。

悪いとわかっていううえで
理由があって行動を選ぶことができるんだったら
それでよいのかと思います。
世の中きれいごとだけではすみませんから・・・

カナタが何もわかっていないというのが
私の勘違いであったことを願います。

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