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障壁

コロナ禍による臨時休校中には
子供たちに手伝いをさせていました。

それは普段手伝いをほとんどしない
カナタのためでしたが
学校再開とともに自然消滅していました。

今、夏休みになったので
妻がカナタに再び手伝いをさせようと
声をかけています。

できること

とはいえ、カナタにできることは少なく
頭を悩ませて割り当てた仕事が
洗濯後のタオルをたたむことでした。

これだけは毎日の仕事として
臨時休校中はカナタの担当に固定できました。

本当はちゃんと説明すれば
不器用なりでもできるはずです。

ほとんどのことは
最初からうまくできませんが
それでもやるとなったらやるのが
カナタの長所でもあります。

タオルたたみも時間はバラバラでしたが
さぼることはしませんでした。

しかし、カナダに散発的に
手伝いをさせるには障壁がひとつあります。

ハルカの存在です。

不要な叱責

ハルカは学力では到底カナタには及びません。

しかし、逆に日常生活においては
何でも無難にこなせます。

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そのため、妻が何かをカナタに頼み
そのことにカナタが失敗するたびに
まずハルカがカナタを叱責し始めます。

ハルカはそこには関係がなくても
もたつくカナタを見てイラつき
ひとりで怒り出すことがしばしばあります。

そして、それは小さい頃から
ずっとそうでした。

なので、家族みんなで何かをすることが
ハルカのせいで難しくなっていました。

手伝いに限らず公園に遊びに行って
キャッチボールやバドミントンすら
長時間続けることができませんでした。

私たちもケンカされるのが嫌で
一緒に遊びに行くことも
お手伝いを頼むことも
あまりしないようになっていました。

結果的にそれがカナタの成長を
著しく妨げてきたような気がします。

ただ、昨夜もそのようなことがありましたが
キーキー言っているハルカに対して
カナタは比較的冷静でした。

二人の関係性もカナタも成長して
昔とは変わりつつあることを感じました。


本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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