より悪い方へ

今回の話は、部分的には
下の子あるある話、と共感される方が
いらっしゃるかもしれません。

真似

カナタは小さいときから
ハルカの真似をして
何かを始めることが
よくありました。

それはたいてい親からすると
おすすめできないことが多く
一緒にやらなくてもいいのに
と思うことばかりでした。

一番最近の例としては
朝洗面所で身支度するときのことです。

ハルカは高校生になった頃から
朝スマホでよく音楽をかけていました。

ただ、それは洗面所にいるときだけで
移動するときには音を小さくするか
音楽を止めるかでした。

一方のカナタは
今年になってから同じように
朝の身支度中に音楽をかけるようになりました。

ところが、カナタの場合は
それではすみません。

その大きな音楽が流れるスマホを
そのまま持ってリビングに来て
そのまま自分の部屋に行きます。

テレビがついていようが
他の家族が話をしていようが
お構いなしです。

多くのそうした行動のきっかけは
ほとんどハルカの真似です。

しかし、ハルカはまだ
ある程度周囲に気を使いますが
カナタにはそれがありません。

同じことをするようになっても
気が付くとカナタ独自の行動になり
さらにやることが極端になりがちです。

どちらかというと
悪い方向へ行ってしまいます。

音楽の件についても
もう少し周りのことを考えて
音を絞るとか対応してほしいのですが
そういうことは言わないとわかりません。

日常生活の中で
カナタにもっとも欠落している点が
このような家族への配慮です。

何がよくて何が悪いのかという判断が
ちょっとずれています。

これが将来のことを考えたときに
一番不安に思わせる点です。

　
本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。