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「つもり」に要注意

他人(自分以外の人という意味です)に
自分の考えを正確に伝えるというのは
コミュニケーションの基本だと思いますが
これがなかなか難しいです。

先日もこんなことがありました。

伝えた「つもり」が

それは、カナタの学校の試験期間中のことでした。

試験期間中は半日で学校が終わります。
昼過ぎに帰ってきたカナタは
昼食後一休みしてから勉強を始めました。

そのときに、iPhoneにイヤホンを刺して
音楽を聴きながら勉強していました。

ハルカがいるときは
二人の音楽の好みが違うので
イヤホンを使わないとケンカになります。

しかし、家にはカナタと私だけしかおらず
私はそばにいないので
イヤホンなしでも問題ない状況でした。

カナタはイヤホンを使うときに
音を大きくし過ぎる傾向があるので
私はカナタの耳のことも考えて
こう伝えました。

「耳によくないし
 カナタが何しているか(私が)わからないから
 ハルカがいない間は
 イヤホンなしで聴きなさい」

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カナタは、一応私の言うことを聞いて
イヤホンを外し、勉強を続けました。

そこまでは問題なかったのですが・・・

聞いた「つもり」に

夕方になり妻とハルカが相次いで帰宅しました。

二人ともリビングの同じ机で勉強するので
その時点でカナタは音楽を止めるべきでした。

そこでハルカがカナタに音楽を止めるよう
頼んだのですが、カナタはやめませんでした。

その理由が
「お父さんにイヤホン使うなと言われたから」
と言ったのです。

違う違う、そうじゃない。

一番重要な「ハルカがいない間は」の部分が
カナタには伝わっていませんでした。

ただ、後で考えると
「ハルカが帰ってきたらイヤホンしなさい」
とは明確に言っていませんでした。

カナタからすれば
聞いた「つもり」のことを実行しただけ。

察して理解することが苦手なカナタには
最後を省略せず全部話をしないと
こういうことになるのだと実感しました。

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本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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