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何を言っても・・・

前回の続きです。
思わぬ形で

夕方部活から帰宅したカナタは
部屋に直行して寝てしまいました。

買い物に出かけていた妻が帰宅したのは
それから一時間ほどしてからでした。

始まった話し合いも

帰宅した妻は夕食を作り始めましたが
その最中にカナタがやってきました。

「晩御飯いらない」

それだけ言って部屋に戻ろうとしたところを
妻が声をかけて止めました。

そこからは妻がカナタに話をするのを
私は横で聞いていました。

妻もここでカナタを怒ったり責めたりしては
ダメだと考えていたようでした。

まず、信じていたのに裏切られたことが
悲しいというところから話が始まりました。

そのあとはできるだけ感情を抑えて
事実を確認していきます。

なぜ、隠れてやっていたのか。

やることもやらずゲームしていた結果
成績がどんどん下がっているのに
なぜやめられないのか。

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一番問題なのは
カナタが自分を律することができないこと。
それはわかっているか?

カナタからはわかったような
わかっていないような反応しか
返ってきませんでした。

何を言っても無駄・・・という雰囲気が
妻からも感じられました。

やめられない

カナタも自分なりに考えていたようです。

いくつかインストールしていたゲームを
2つを残して全部消した、というのです。

しかし、よくプレイしていたゲームは
そのままでした。

それを消さないと意味がないのでは?
と言っても聞きません。

カナタがキレてしまわないように。
すべてを取り上げることにならないように。

そのために、ゲームをゼロにしないためには
どうすればいいのか。

そんなことを話していた最中に
「そんなのは無理!」と泣き出して
自分の部屋に戻ってしまいました。

この時点で何の結論も出ていませんでした。

長くなったので次回に続きます。


本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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