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償い

昨夜のことです。

ここ数カ月の間ゲームのこと以外で
私に声をかけたことがなかったカナタが
自ら私のところにやってきました。

驚き

「これわからない」と言って
カナタが持ってきたのは
数学の問題集でした。

カナタが勉強のことで私を頼るとは!

中1の頃はそれでも時々ありましたが
中2になってからは記憶がありません。

もちろん臨時休校中でも
そんなことはありませんでした。

休校中はゲームの時間も固定され
ほぼ唯一の会話になっていた
ゲーム時間の延長についても
話す必要がなくなりました。

そんな状況だっただけに
何が起こったのか
一瞬理解できませんでした。

正直、中学3年の数学なんて
もう教えられないかもと思いましたが
構わずカナタは質問してきます。

後悔があるから

幸いにも質問の内容が
平方根の計算問題だったので
何とか理解させることができました。

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カナタも素直にありがとうと言って
納得して部屋に戻ったので
よかったのだと思っています。

私は子供たちが小さいころ
自分のことで精いっぱいでした。

それで、声をかけられるのが苦手で
せっかく頼ってきた子供たちを
ずっと突き放してきました。

今思えば子供たちが小さいころに
もっと話を聞いたり一緒に遊んだりして
時間を大切にできなかったのか
後悔しかありません。

その後悔があるので
今は子供たちから何かを頼られたら
とにかくまず話を聞くことを
意識しています。

自然にできればよいのですが
今は意識していないとだめなので
毎日気をつけています。

そうやって幼かった頃に
してやれなかったことの償いが
少しでもできればよいのですが・・・。


本日も私のブログをご覧いただき
ありがとうございました。

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